Share Ver1.0 (2006/04/01)
紹介
インターネットを使用したPure P2P方式によるファイル共有アプリケーションです。
フリーウェアです。
対応環境
Pentium4 2.0GHz以上
Windows 2000 SP4以上
Windows XP
禁止事項
本ソフトウェアの販売。
インターネット上以外のメディアでの配布。
リバースエンジニアリング。
改造改編版の配布。
意図的なShareネットワークへの攻撃。
禁止事項に違反した場合、著作権者の了承を必要とせずに、任意の個人または団体が禁止事項についての注意勧告、
場合によっては法的措置を行えるものとします。
注意事項
プログラム正常起動後にRuntime Errorが発生する人は、PCのメモリに問題がある可能性があります。
Shareはプログラム実行中に自己診断を行っているので、メモリデータが不正に書き換わった場合など
例外を発生させて強制停止するようになっています。
Access Violation が発生した場合、PCのメモリチェックを行いハードウェアに問題がないことを確認してください。
キャッシュの仕様
cache.idxとキャッシュフォルダに生成される@から始まるファイル名のファイルで構成されます。
これらはセットなのでどちらかが欠けると読み出しができなくなります。
ただし、DBにキーが存在する場合はそのデータを使用してキャッシュの復元を試みます。
キャッシュファイルは書きこみのできるフォルダならどの位置にあっても構いません。
実行中に外部からファイルの移動は基本的に推奨しません。タイミングによってはキャッシュ情報がロストします。
一時的にアップフォルダやキャッシュフォルダが使用不可になった場合、
cache.idx上のデータは使用不可として保持されます。
この時、使用不可のキャッシュと同じハッシュで新規キャッシュを作成すると情報は上書きされます。
1024個以上の未使用データがある場合、デフラグが行われます。
クォータの仕様
基本設定で[クォータ機能を使用する]をチェックすると有効になります。
クォータは新規キャッシュ作成フォルダに適用されます。
空き容量が[削除実行サイズ]を下回るとキャッシュ削除が行われます。
キャッシュ削除は空き容量が[削除実行サイズ]と[削除サイズ]の合計以上になるまで行われます。
DBシステムの置換
DBシステムは他のプラグインと違いインストールが少し特殊です。
config.iniに下記の項目を追加しDLLをロードできるようにします。
ロード失敗などエラーが発生した場合は、Share内部のDBシステムが使われます。
[DBSystem]
Path=モジュールのフルパス
ヒント
Share.iniに下記の項目を追加すると設定ファイルの保存場所を指定することができます。
[Config]
Path=保存場所のフルパス
Share.iniに下記の項目を追加するとフォントを指定することができます。
各パラメータは省略が可能です。省略された場合はプログラムで定義されているデフォルト値が使われます。
Mainは全てのGUIに適用され、ListViewはリストビューコントロールのみに適用されます。
Charsetは整数指定です。値の一覧はSDKのヘッダ辺りから探してください。
フォント名にスペースが入る場合は""で括ってください。
[Font]
Main=フォント名,サイズ,Charset
ListView=フォント名,サイズ,Charset
(例)フォントサイズを12ポイントとしCharsetを韓国語に指定
[Font]
Main=,12,129
Share.iniに下記の項目を追加するとスケーリング(GUIのサイズ調整)の比率を指定することができます。
比率は 指定値/1000 になります。何も指定しない場合はフォントに基づいてデフォルトのスケーリングが行われます。
日本語OS以外や高DPI環境、フォントを指定した時などGUIが丁度よく表示されない場合この機能を使うと良いでしょう。
[Font]
CustomScale=指定値
(例)GUIを10%大きくする
[Font]
CustomScale=1100
config.iniに下記の項目を追加するとcache.idxの保存場所を指定することができます。
何も指定しないデフォルトでは設定ファイルの保存場所と同じになります。
[CacheIndexPath]
Path=保存場所のフルパス